インプラント治療を考えている方のために、インプラントとはなにか?を考えてみましょう。
残念ながら、永久歯は一度抜けたら生えてくることはありません。そこで、入れ歯やブリッジ、そしてインプラントで抜けた歯を補います。
インプラント治療というのは、ドリルであごの骨に穴を開けて、チタン製の歯根(インプラント)を埋め込みます。
その上に義歯を入れ込むので、しっかりと固定されるという点で入れ歯とは決定的に違いがあります。
インプラントは入れ歯のように、ぐらつき、がたつき、外れるという心配もなく、何よりも取り外す必要がありませんので着脱の煩わしさがありません。
入れ歯の場合だと、口の中に異物感がありますが、インプラントは自然の歯と変わらないので苦しさや違和感を感じることもなく、自然にものを食べることができます。
インプラントは人工歯ですから、虫歯になることがありませんし、定期検診以外には通院の必要もなく作り替えはありません。
インプラント治療は、入れ歯などに比べて長い治療期間になります。インプラントが歯の根にあたる骨に付くまで、最低6週間はかかります。
インプラントは、その材質や治療方法にさまざまな改良が加えられて来ましたが、最近ではチタン製のインプラントを用いることが多くなっています。
インプラントの材質は金属アレルギーの起こらないチタンを使用することがほとんどですが、現在、全世界で100以上、日本でも30~40種類のインプラントが存在すると言われています。