インプラントの型取り:
歯科の世界では人工歯根(骨の中に金属を埋め込んでその上に人口の歯を形成すること)のことをインプラント治療とよび、材料として金、サファイア、鉄、ステンレス、アルミニウムなど多様な素材が使われていました。
入れ歯の噛む力は天然歯の20分の1程度といわれていますが、 インプラント で噛む力は天然歯と変わらず、硬いものも気にせずに噛む事ができます。
また、インプラントが顎の骨に力を加えるため、顎の骨が痩せるのを防ぐといわれています。
ペル・イングヴァール・ブローネマルク教授が開発したチタン製のインプラントがかなりいい結果をだし、歯科インプラントが安全に効果のある治療法として確立されてきました。
チタンが骨と結合するという特質をもっていたため、インプラントの材料としていい治療結果を得ることにつながったのです。
注意点としては、歯を失ってから時間が経ちすぎていると、骨がやせ過ぎて、インプラント治療ができなくなってしまう事があります。
また、インプラントも歯周病には弱いので、いつまでも長持ちさせるためには、きちんとしたブラッシングができなくてはいけません。